割り込み日記
一昨日は私の番だったのですが、サボってしまって記事を書き損ねました。
ええ、皆さんご存知の
ホリデーアングラー坂本です。
山田氏からのそれとない催促に奮い立ち、記事を遅ればせながら書き上げてみることにしました。
本日のお題は、山田氏にフォローするように
あのときの私
とさせていただきます。今でこそ副業に臨床獣医師(実際に動物を治療する獣医師)なんてやっておりますが、数年前までの私の肩書きは・・・
某地方国大の研究者
でした。まあ、大学院生と言うヤツです。大学6年生当時、配属されていたラボの大ボス(教授:奇しくも今のボスと同じ苗字)に・・・
坂本君、院に来なさい。
今しか出来ないことがある、Ph.D(博士号)は取っておいて損はないし、そこで得た知識と技術は必ずいつか君の力になる。
ええ、口車に乗せられたのかもしれません(ヨイショに弱いライオンですから)、それから大学院入試を受けて入学し、4年を研究に費やしました。
得た成果は3報の学術論文・・・
今のところこの実績がモノを言った事はないですがね・・・
研究室に詰め
真理を探求するために研究をする日々を過ごし
研究した経過を論文にまとめて発表する
そんな日々を過ごしていたのです。今から考えると今以上に特殊な世界にいたんだと思います。まあ、研究者生活も楽しいものでしたよ
世界で自分しか知らないことを開拓し
それを一つの成果に纏め上げ
世界に対して発表する
功績が評価されれば晴れてPh.D(博士)の称号を得られます。
ただし、人間関係が非常に狭い。学会なんかに出席して、他大学や他の研究機関の方々と交流することもあるにはあるんですが、基本的にはラボのメンバーだけでコミュニティーを作っています。
翻って、今の職についてから新たに得たこと、それは
オーナー様とたくさん話す機会が得られたこと
動物を通して人とのつながりを得る
私は小動物臨床獣医師の醍醐味はここにあると思います。ちょっとこんな職業は無いですよね。
研究者獣医師 VS 臨床獣医師
一見水と油みたいに見えますが、これを上手く融合させて獣医師:坂本になれればと思います。
まあ、なかなか難しいですがね・・・
看護士さん曰く、1年目の僕の診察なんて
説明が堅くて誰に喋っているのか分からず面白かった。
らしいですから・・・まあ、今でもあんまり変わっていないのでしょうけど・・・
これからも私らしい獣医師としての生き方を模索することには違いありませんね。
さて・・・写真を一つ・・・大学院時代の実験風景です。
獣医師 : 坂本