こどもの日

今日はこどもの日ですが、柏餅やちまきは食べたでしょうか?
そもそもこどもの日とは、1948年(昭和23年)、こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝するという趣旨で制定された国民の祝日となっています。子どもの成長を祝う「端午の節句」が5月5日だったことから制定されましたそうです。

鯉のぼりをかざる理由は、中国黄河の上流にある「竜門」という急流を上ることができた鯉は「竜になる」という伝説にあやかり、こいのぼりを飾り子どもの健やかな成長を祈っています。

また「この家の子どもをお守りください」と天に向かって立てた目印という説もあります。
 
もともと鯉は、清流だけでなく、池でも沼でも生きられる生命力の強い魚です。鯉(こい)はもともと精力の強い魚のため、縁起のよい出世魚と称されていました。
 
江戸時代、武家にに男の子ができたら玄関の前に馬印やのぼりを立てて祝う風習が、一般にも広まってのぼりを立てるようになり、庶民によって鯉のぼりが考案されました。

登竜門の話を「鯉のぼり」という形で、青空を泳がせるという発想は、日本人独特の感性です。



看護師:吉留